パッケージ・包装について

Wellfirmでは、パッケージや包装においても環境に十分配慮しています。

製品に使用するプラスチック量の削減、付属フィルムの廃止に加え、商品ごとに包装の調整を行い、リサイクルにもこだわった包装資材を用意しています。

こちらでは、その資材についてご紹介させていただきます。

ギフトパックの箱は、二次利用を想定したつくりに

ドライフルーツのギフトパックの箱は、贈った相手の方に、小物入れなどとして二次利用をしていただけるよう想定してつくったものです。A4クリアファイルが入る大きさですので、書類ボックスとしても活躍します。

また、素材にもこだわっており、バナナ繊維を5％（55ｇ）と和紙を使用しています。

実はバナナは一般的な樹木の約10～30倍のスピードで成長し、その茎から、約1年で紙の資源を作り出す植物。

SDGｓの17項目全てに対して取り組める、エコ素材として注目を集めています。

「ユポ紙」とは、強くてしなやかな「フィルム法合成紙」。森林資源の保護を目的に、一般的な紙に代わる「夢の紙」として独自製法で開発されたものです。

「ユポ紙」の製造において、木材パルプは原料に使用しません。

おもな原料は、ポリプロピレンと無機充填材。これらに少量の添加剤を加えたものを原料として、「二軸延伸フィルム成形法」により「ミクロボイド」と呼ばれる微細な空孔を発生させながら生成されます。

このプロセスを経ることで、プラスチックフィルム同様の耐水性や耐久性に優れた特徴を持ち、かつ「ミクロボイド」に起因した紙のようなしなやかさや印刷・筆記適性も併せ持った素材ができあがるのです。

これらの特性があることから、ポスターからシャンプーボトル、レストランのメニュー、園芸用ラベル、そして工業用途まで、幅広い用途で使用されています。

「バイオマス素材」とは、生物由来の再生可能な有機資源のこと。

その一番の特徴は、化石燃料と違って、太陽エネルギーを使って水と二酸化炭素から生物が生成するため、持続的に再生可能な資源であることです。

大きくは、「廃棄物や未利用のもの」と「資源作物」の2種類に分かれており、どちらも、石油などの化石燃料の代替品として注目されています。

該当するのは、「資源作物」としては、木材、海草など。「廃棄物や未利用のもの」としては、生ゴミ、紙、動物の死骸・ふん尿、プランクトンなどです。

プラスチック使用量を削減するため、原紙のロット制約がある従来のグラビア印刷ではなく、材質やサイズなどを規格化した素材を使用してます。

また、印刷方式デジタルプリントを採用することで過剰に製品を作らないため、プラスチックの総使用量を削減できております。

印刷は、環境に対応しし有機溶剤を使用しない環境負荷の少ない印刷方式にを採用した素材を使用してます。また、版を使わない印刷のため、版を作るときに必要な電力も削減できます。

紙袋には、「FSC認証」素材を使用しています。

「FSC認証」とは、持続可能な森林活用・保全を目的として誕生した、「適切な森林管理」を認証する国際的な制度。認証を受けた森林からの生産品による製品には、FSCのロゴマークがつけられます。

では、「適切な森林管理」とは具体的にどんなことを意味するのでしょうか。

地球の陸地面積の1/3を占める森林は、年々面積が減少して世界で大きな問題となっています。原因としては、乱伐や違法伐採、無計画な農地や植林地への大規模転換などがあります。

そうした状況において、私達は森林の減少および荒廃に歯止めをかける一方で、森からの生産品の恩恵を未来でも引き続き享受できるよう、森林を適切に管理していくことが求められています。

「FSC認証制度」は、そうした森林保全と持続可能な社会への要望の高まりを背景に、1993年に発足した国際的な認証制度です。「森林の管理が環境や地域社会に配慮して適切に行われているかどうか」を評価・認証し、そうした森林からの生産品であることを証明するものです。

私達企業や消費者が、「FSC認証」を受けた製品を選ぶことで、適切な森林管理を行う林業業者や地域を支援し、その生産品を原材料として使う企業や事業者を支持することになり、世界全体の森林保全へとつながります。

インドやバングラデシュで日常的に着用されている女性の伝統的な衣装、サリーをご存知でしょうか？サリーは、何度も水をくぐって手洗いを繰り返すことで、独特な質感へと変化していきます。

「リサイクルサリー紐」は、こちらのサリーをアップサイクルしたもの。さまざまな色、柄の生地をパッチワークして紐へと仕立てられたリサイクルサリーを使用してます。